伊勢風太

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母子交尾 【昭和路】

10年前に夫を亡くし、奈々美は女手一つで宏彰を育てていた。しかし宏彰はいじめをきっかけに中学から不登校になり、それ以来引きこもっている。奈々美は宏彰を働かせようと頑張っていたが、宏彰は一向に働こうとしない…やはり父親がいないから宏彰はひきこもってしまったのかと、奈々美は悩んでいた。宏彰を外に連れ出そうと、奈々美は宏彰を温泉旅行に誘った。
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母子交尾 【伊豆城ケ崎路】

貧しい生活に不満を抱いていた幼い頃の宏彰に母・倫代は言った。「あなたが二十歳になったら、一つだけ願いを叶えてあげる。だから、今は我慢しなさい……」それからの十数年間。宏彰は健気に家庭を守ろうと頑張る倫代に、いつしか恋心を芽生えさせていた。そして二十歳になった冬、宏彰は願い事を母に伝える。「俺、母さんを抱きたいんだ……」
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母子交尾 【龍王峡路】

女手一つで息子・宏彰を育てて来た「れい子」。宏彰は高校野球のスター選手だった。だが、れい子が運転していた車が交通事故に合い、助手席に乗っていた宏彰は効き腕を骨折してしまった。そして野球の道は断たれてしまう。それ以来宏彰は部活を辞め、人と関わる事も辞めた。大学にも行かず、働きもせず、現在ではニートのような暮らしを続けている…。一方、れい子は自責の念に駆られていた。れい子は宏彰のためなら何でもする思いだった。そして少しでも元気になって欲しいと、宏彰を温泉旅行に誘った…。
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母子交尾 【信濃路】

東京で一人暮らしをしている宏彰の元に、突然、母(恭子)から手紙がきた。恭子と宏彰は15年前に生き別れていた。「大きくなった宏彰の姿を一目みたい」と書かれた手紙。宏彰はなぜ今更手紙をよこしたのか疑問に思いつつも、松本行きの列車に乗った。久しぶりの再会で緊張する二人。松本の自然を見て周りながら、徐々に恭子の口から真実が語られる。「今晩だけは一緒にいて欲しい」と恭子が言い、二人は温泉旅館に泊まりに行く。母子が打ち解けるのに時間はかからなかった。宏彰は「本当は寂しかったんだ」と甘え始め、ついには、禁断の関係を結ぶのだった……。
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母子交尾 【那須路】

高校を中退して10年近くひきこもっている宏彰。女手一つで宏彰を育ててきたみどりは、このままではいけないと一泊二日の旅行を計画した。宏彰の気は進まなかったが、大好きな母とずっと一緒にいれるならと旅行に行く決心をした。宏彰がひきこもったのはみどりに原因があった。宏彰が寂しがる度に甘やかし、体の関係まで築いていたからだ。みどりもそれはわかっていたのだが、旅行中も宏彰を甘やかす。道中でも人目を避けてキスをし、フェラチオし、旅館に着くなりセックス三昧。それでも、宏彰に変化が起きた。「僕、お母さんを守りたい」と、宏彰が言い出したのだ。
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母子交尾 【湯宮路】

あゆみは若かりし頃に宏彰を出産した。宏彰が生まれて夫はいなくなってしまったが、あゆみは必死に働き、宏彰を育てた。やがて時は経ち、あゆみは宏彰が大学に進学する事を願っていた。田舎の国立大学を志望していた宏彰に、入試まで大学近くの旅館で勉強するように宏彰に勧めた。だが宏彰は大学進学を望んではいなかった。あゆみの為に就職したいと考えていたのだ。宿泊先の旅館に向かいながら、宏彰は想いを告白するかどうか迷っていた。進学の事もだが、あゆみを女として好きだという気持ちを…。
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母子交尾 【長野原路】

かつて酒乱の父から逃げ、二人切りで過ごした温泉街がダムに沈むというニュースを聞いた息子・宏彰と母・貴美子。二人は街が沈む前に、一度だけ街を見に行こうと決めた。二人は温泉街を歩きながら、かつての思い出とともにこの街の旅館で、一度だけ体の関係を持った事を思い出してしまうのだった。ダムの底に沈んでしまうこの街と共に、愛し合ったあの夜も消えてしまうのではないか…二人は独特の郷愁包まれながら、互いの本当の気持ちに沿うように再び二人きりでの旅館宿泊へと向かうのだった。
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母子交尾 【東伊豆路】

美里と宏彰は5年前から体の関係を持っていた。一度体の関係を持ってからというもの、幾度となく肌を重ねた。一日に何度でも…。だが家では父の目があった為、二人は普通の親子を演じていた。二人は入院中の美里の母、宏彰の祖母のお見舞いに行くという名目で月に一度、温泉旅行に行く事にした。その月一の温泉旅行を始めて一年後の今日。二人は一ヶ月分溜まりに溜まった感情と欲望を満たそうと熱烈に互いの身体を求めた。渇いた喉を潤わすように…。
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母子交尾 【三国路】

数年前に夫を事故で亡くした千幸は、生前の夫との思い出を拭えずに茫然自失の日々を繰り返していた。そんな母を不憫に思った息子の太一は、気分転換に温泉旅行に連れて行くことにした。その旅程、父が事故死した現場へ千幸を連れて行く太一。思い出との決別を意味し慰問させたつもりだったが、逆に千幸は深い邂逅に落ちてしまう。見かねた太一は、親子の関係を超えた愛情で千幸を救おうとした。……父が亡くなって以来、千幸の心を支えているうちに太一は千幸の事を、母ではなく女性として愛し始めていたのだ。
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母子交尾 【武州名栗路】

専門学校卒業を控えた息子を誘っての旅行、愛子が連れて行った場所は蕎麦畑の美しい名栗の村。母は自分の想いを息子に伝え、二人は夢のような一泊二日を過ごした…。
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母子交尾 【津久田路】

母子家庭の綾子と宏彰。母・綾子はがむしゃらに働き、宏彰は立派に育ち、一人前の社会人になっていた。宏彰は自分で貯めたお金で綾子に温泉旅行をプレゼントした。「今までお母さんは一生懸命働いてくれたから」との宏彰の言葉に、綾子は喜んだ。宏彰はこの温泉旅行である告白を決意していた。それは、15年前に父がいなくなり、傷ついている綾子とした約束だった。「大きくなったらお母さんと結婚する」宏彰はこの子供らしい約束を忘れないままに大人になったのだ。そして、いつしか綾子を異性として好きになっていた。
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母子交尾 【上州榛名路】

10年前に父が亡くなって以来、しおりと宏彰は二人きりで暮らし、体の関係までも築いていた母子だった。心から愛し合い「ずっと一緒にいよう」と約束した事もあった。しかし無職だった宏彰が就職し、転勤で群馬へと行ってしまうと、寂しさからしおりの精神状態は綻んでいってしまう。そして宏彰が群馬に行って二年が過ぎた。独り身に耐え切れなくなったしおりは自分から宏彰に会いに行く決心をし、ローカル線に乗り込み群馬を目指した。かつて宏彰と肌を重ねた日々を思い出しながら……。
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母子交尾 【那須塩原路】

夫が15年前に女を作って出て行って以来、りかこはがむしゃらに働き、息子の宏彰を立派に育てあげた。宏彰は今では一人前の社会人に成長し、この春、りかこに温泉旅行をプレゼントした。宏彰はこの旅行で、りかこと子供の頃に交わしたある約束を叶えようとしていた。それは夫を失い、傷ついているりかことした約束だった。「大きくなったらお母さんと結婚する」宏彰はこの子供らしい約束を忘れないままに大人になり、いつしかりかこを異性として好きになっていたのだ…。
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母子交尾 【館山路】

母子家庭の奈々子と浩之は、特別な“愛”を築いた二人だった。大学卒業後、浩之は東京の会社に就職が決まった。それは、浩之が母を守る強さを手に入れる為に、一時的に母から離れようと考えたからだ。上京当日、奈々子は就職祝いに温泉旅行をプレゼントした。行き先は思い出の館山だった…。館山の美しい海を見つめながら、早速キスを始める二人。二人は、人目を気にする事無く愛を確かめ合った。旅館に着くなり、激しいセックスを始める二人。やがて夜も更け、別れの時が近くなっていく…。二人の感情は徐々に寂しさに支配されていく。「これが肌を重ねる最後の夜になるかもしれない…」口には出さなかったが、二人はお互いの寂しさをぶつけるように、体を貪り合った。次の日、果たして二人は離れる事ができるのだろうか…?
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母子交尾 【伊豆片瀬路】

順子が一人で伊豆の海に来ていた。そこは、3年前まで毎年のように宏彰と眺めていた海だった。3年前…。順子と宏彰は体の関係を持った親子だった。二人は年に一度、二人きりになる目的で伊豆に温泉旅行に出かけていた。あの日、いつものように旅行を楽しんだ帰り道で、宏彰が倒れそのまま帰らぬ人となった。…急性の白血病だった。「来年もまたこの海を見に来れるかな?」そんな宏彰の言葉を思い出しながら、順子は宏彰の分まで生きようと心に決めていた…。
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